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※2019年11月21日現在(録音は随時変更される予定です)
楽曲名:ParabasisⅠ(パラバシス1)
説明:
様々な時間/場所で発生した声や楽器を用いた表現や活動について、それを自分なりにチェロで模倣したものとなり、その録音の集積をメドレー形式にしています。ひとつの楽器から様々な「シチュエーション」や「事態」を召喚することを目指して。よってこのシリーズの録音に含まれる音は全てチェロからできています。曲名はパラバシスとする。
パロディについての定義のなかで、スカリージェロは、パラバシスについて言及している。ギリシア喜劇の専門技術用語でパラバシス(またはパラクバシス)とは、俳優たちが舞台を去ってコロス(合唱隊)が聴衆に向き合う瞬間を指している。(中略)パラバシスがおこなわれるとき、上演は中断され、俳優と聴衆、作者と観客が役割を交換するときには、舞台と現実の緊張は緩和され、パロディはおそらくその唯一の解決をする。パラバシスはパロディの止揚 – 逸脱と完遂 – なのだ。
ジョルジョ・アガンベン (著), 堤 康徳 (翻訳), 上村 忠男 (翻訳)「涜神」より
パロディ:他人の詩句の模倣。その模倣を通じて、他人において真剣なものが、滑稽なものや喜劇的なもの、或いはグロデスクなものに変化すること
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