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Diary|京都芸術センター寄稿文など

2017年には中川裕貴、バンドで「対蹠地」という作品を、また2019年には主催事業として「ここでひくことについて」を上演、古くは烏丸ストロークロックの稽古などで再三利用している「京都芸術センター」に2つテキストを書きました。

(一つは延期となりチラシもお蔵入りしたので、ここに載せておきます)

宜しければご覧ください。


▼We Ageコメント

2020 年に京都芸術センターが開館20 周年を迎えるにあたり、創作・発表の幅をさらに広げる、「65 歳以上対象:We Age 公募展プロジェクト」に対してコメントを書きました。

※チラシに掲載されていましたが、イベントが延期になり、チラシもお蔵入りしたので、自分のテキストだけ載せておきます。


<コメント>

We Age =私たちは歳をとる、ということで資料に目を落とし、ふとあるとき競馬場でみた、かなり高齢と思しきひとりの老人が極めてゆっくりと、しかし確かな意思を持って賭事に向かう様を思い出しました。そのとき感じた「我々はいつまでも賭けることができる」ということ。そして「表現」ということばの意味の中にある「何かが明らかになりこちらにやってくること」。それはまだまだこれからだと思います。それぞれの計画と、企画タイトル(We Age)の重なりやズレが京都芸術センターのサポートを受けどのようなかたちになるのか。それが楽しみであると共に、歳をとることだけは「私たち」と言えること。これは案外大事なことではないでしょうか。


▼京都芸術センター通信(明倫art)2020年4月号(vol.239)

京都芸術センター通信(明倫art)2020年4月号(vol.239)に京都芸術センター20周年に寄せてコメントを書いています。


 

なお京都芸術センター関係では、2020年7月10日~12日において、「ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム"KIPPU"」企画において、中川裕貴「アウト、セーフ、フレーム」という作品を実施します。

(会場はロームシアター京都ノースホールになります)



5月より京都芸術センターで稽古、7月にロームシアター京都で上演ということで、引き続き京都芸術センターにはお世話になります。シンプルにこの場所(京都芸術センター)が今後も京都に在ることを強く願っています。



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