【終了】Exhibition & Performance|中川裕貴「Autoplay and Autopsy」@UrBANGUILD


中川裕貴「Autoplay and Autopsy」~ 展覧会&パフォーマンス

日程:2021年7月5日(月)~10日(土)

会場:UrBANGUILD(京都)


・展覧会パンフレット/各種資料データ(2021.07.07公開)



展覧会パンフレット(イベント説明テキスト)

自動演奏チェロ[cell0(Automatic play)] 解説

会場レイアウト/自動演奏チェロ 駆動タイムライン

フィールドレコーディング説明(Field Recording Archives2013-2021)


・展覧会&パフォーマンス スケジュール ※7月5日除く

※6/21~7/11の期間で発令されています京都府まん延防止等重点措置を受けてまして、展覧会スケジュールを下記のかたちに変更します。ご了承ください。


15:00 - 18:00 展覧会(サウンドインスタレーション)

18:00 - 19:00 展覧会+パフォーマンスリハーサル

19:00 - 20:00 パフォーマンス


※パフォーマンスリハーサル時間は各日において多少前後する可能性があります。

※スケジュール変更については、UrBANGUILDのWEBサイト及びyukinakagawa.infoにて随時更新致します。

※7月5日のみプレ開催として18時開場。設営や各種調整している会場を開放/公開します(20時終了)。


入場料:1000円|7月5日のみ無料


※受付でのチケットのご提示で会期中はいつでも入場可能(パフォーマンス含む)

パフォーマンスについては別途投げ銭のご協力お願いします。

※別途UrBANGUILDでの1オーダーのご協力お願いします。

※お客様の密集状態によっては入場を一時お断りする場合があります。予めご了承ください。

・パフォーマンスイベント詳細


7月5日(DAY0):Open rehearsal

7月6日(DAY1):中川裕貴ソロ

7月7日(DAY2):中川裕貴、バンド

7月8日(DAY3):中川裕貴×米子匡司

7月9日(DAY4):Forever Self-shrink Breath Band (※中川新ユニット)

7月10日(DAY5):中川裕貴×YPY


※【変更】パフォーマンスは全日19時スタート予定で60分程度の予定です。

※7月5日Open rehearsalについては、18時開場し設営中の会場を開放します(無料)。完成前の展示空間の中で、また様々な音や行為や調整の断片を鑑賞しながら飲食も可能です。


<各パフォーマンス概要>


▼7月6日(DAY1):中川裕貴ソロ

展示空間内でソロパフォーマンスを行います。これまでのチェロ演奏に加えて、新たに自作したチェロ弓での演奏や、中川には珍しい展示作品とのコラボレーションを意識したカバー曲の演奏も行います。2020年~2021年において「演奏行為」という側面から見えてきた自身の変化を開示する日になります。


▼7月7日(DAY2):中川裕貴、バンド

2013年活動をスタートさせた「、バンド」によるコンサートを実施します。今回のメンバーは、菊池有里子 [piano]、横山祥子[violin]、出村弘美。今回は主にこれまで作曲、演奏してきた過去曲中心にお送りします。プロフィールに記載してある「その楽器編成を生かした/生かさない曲、音楽を生かした/生かさない曲を、その音楽に"参加しないヒト"も含め、全員で合奏する」を再び。また一部の部分において、自動演奏チェロの駆動とのコラボレーションも検討しています。


▼7月8日(DAY3):中川裕貴×米子匡司

今年1月には岡山県矢掛町において共同でサウンドインスタレーションを発表した中川裕貴×米子匡司による展示空間内でのサウンドパフォーマンス。米子氏の自作オブジェクトや演奏を招き、さらなるサウンドインスタレーションの拡張とパフォーマンスを往復を二人で行います。1月の展示ではコロナ禍によってパフォーマンスは中止となっており、今回はそのリベンジ公演でもあります。


米子匡司:

音楽家。トロンボーン・ピアノ奏者。プログラマ。自作楽器やほかの道具を使い、音にまつわる試みを行う。近年の活動は、楽器と自作楽器を使ったライブのほか、フィールドレコーディングと野外での演奏を町の地図に重ねた《地図》シリーズの制作や、屋外でのライブイベント《PARADE》の開催など。直接音を扱うこと以外に、自分や知人のCDなどを街中で販売するための、自動販売機の制作と設置も行う。1999年にSjQ(SamuraiJazz)を結成し、2019年までメンバーとして活動。同グループに神田竜(Kezzardrix)を加えたSjQ++にて、2013年アルスエレクトロニカ・デジタルミュージック部門準グランプリを受賞。ほかに、越後屋、otosoraのメンバーとしても活動した。

2011年、大阪・梅香堂での個展《街の道具・その他のこと》以降、展覧会形式でも音に関する制作物を発表した。

2008年より2015年まで住居兼イベントスペースFLOAT(大阪市)を運営。

http://floating.jp/



▼7月9日(DAY4):Forever Self-shrink Breath Band (※中川新ユニット)

中川考案による新しいユニット「永遠なる自縮息楽団」の初ライブ。ネットで拾った情報を参考にし作成した「ゴミ袋でできたバグパイプ」を、「中川裕貴、バンド」での出演でもお馴染みの出村弘美、穐月萌が演奏します。またその演奏に自動演奏チェロ、フィールドレコーディングなどが加わり、展示/演奏、ヒト/モノなどが多層かつ拡く積みあがったサウンドパフォーマンスが生み出されます。バンド名はforever bad blues bandないしはno neck blues bandの影響から。


▼7月10日(DAY5):中川裕貴×YPY

大阪を拠点に活動している音楽家・作曲家、日野浩志郎(Koshiro Hino)と中川によるコラボレーションライブです。これまで中川は「Virginal Variations」や「GEIST(ガイスト)」などの日野氏主宰のコンサートや舞台作品への参加、またYPYのアルバム「Be A Little More Selfish」への客演など様々な方面で共演を重ねてきました。今回はこの両者による初めてのDUO演奏を本展覧会のラストパフォーマンスとして行います。


・YPY aka Koshiro Hino:

音楽家、作曲家。1985年島根県で生まれ育ち、現在は大阪を拠点に活動。 メロディ楽器も打楽器として使い、単なる変拍子とは違う複数拍子を組み合わせた数学的作曲などをバンド編成で試 みる「goat」、そのノイズ/ハードコア的解釈のバンド「bonanzas」、ソロプロジェクトとして電子音楽やフィールド レコーディングなどをカセットデッキでコラージュする「YPY」名義の活動を行っており、そのアウトプットの方向 性はダンスミュージックや前衛的コラージュ/ノイズと多岐に渡る。また自身の舞台作品として、クラシック楽器や 電子音を融合させたハイブリッドオーケストラ「Virginal Variations」、多数のスピーカーや移動する演奏者を混じえ た全身聴覚ライブ「GEIST(ガイスト)」の作曲、演出の他、カジワラトシオ、東野祥子によって設立されたアート /パフォーマンス集団ANTIBODIES collectiveでの活動や、元維新派のメンバーによる新たな舞台「孤独の練習」の音 楽担当なども行っている。 国内外のアンダーグラウンドミュージシャンのリリースを行うカセットレーベル「Birdfriend」、コンテンポラリー/ 電子音楽をリリースするレーベル「Nakid」主宰。

・イベント概要


中川裕貴によるチェロ演奏によるライブパフォーマンスと、近年取り組むチェロの自動演奏装置の駆動を主体とした"自身の演奏行為以外のもの"でのサウンドインスタレーションの「パフォーマンス×展覧会」のイベントを6日間に渡り、京都木屋町の多目的スペースUrBANGUILDで開催します。


チェロを中心とした演奏活動を行い、コンサートはもとより、舞台音楽やダンサーやその他アーティストの共演を行ってきた中川は、特に昨今において「美術」との関わりを深めており、2021年には既に2つの展覧会にてサウンドインスタレーションの発表を行っています。


またその「美術との関わり」において主体となっているのは、自身がかつて使用し、事故で破損してしまったチェロを使用した「自動演奏機構」です。この自動演奏機構は美術家・白石晃一監修のもと、壊れたチェロに様々なパーツが取り付けられ、それらのパーツが自動駆動しひとりでに音を発します。この装置は「楽器」としての通常に役目を終えた物を再び鳴らす/楽器という構造物(と同時に、木材を主体に構成された"物"でしかないもの)を変奏させることを目的とし、人の身体を介さない楽器の駆動を実現しています。


本企画では、このチェロ自動演奏と中川自身のチェロパフォーマンスという二つの要素を、自動演奏チェロが生まれるきっかけとなった「事故」がおきたUrBANGUILDで展開します。具体的には開催期間において、日中は自動演奏チェロの駆動を主体とした無人のサウンドインスタレーションを、また各日の夜にはそのインスタレーション空間内で中川と日ごとに代わるゲストによる特別パフォーマンスを毎夜行います。


音楽も美術も、いやあらゆる物や事には「空間」が必要です。ただし空間はどこにでもありますが、特に表現を行うのはどこでも良いわけではないことも自明のことです。これは企画タイトルにも関わることですが、「場所」が今、死活問題に向き合う中において、私は自動演奏(Autoplay)とパフォーマンスで、その「死活」を検体・剖検(Autopsy)しようと考えています。


観客の分散、ヒト以外の視座からの発音、演奏、聴取についての考え、そしてそれられを経由した上で再び私(あなた)へ。これまでチェロという楽器を主体としながら作曲、演奏、演出行為をしてきた中川は、この「環境」において、自身の表現の在り方の「変奏」を本企画を通して進めます。

・クレジット(スタッフ他)

チェロ自動演奏監修:白石晃一

照明プラン:十河陽平

照明オペレーション(7/7のみ):真田 貴吉

舞台設営サポート:北方こだち


主催:中川裕貴