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Note|「アウト、セーフ、フレーム」開催について

この先でお知らせできるライブ情報が公開されました。 https://rohmtheatrekyoto.jp/event/59027/ https://www.yukinakagawa.info/post/out_safe_frame まずは第1報として手短に。 7月31日~8月2日にロームシアター京都サウスホール(!)にて、「アウト、セーフ、フレーム」というコンサートをやります。まずタイトルですが、、、今年の1月からこうでして、特にこの開催時期や現状に応えているものではなく、自分の脈々と続く音に対する興味からきています(この辺りは追って徐々に明らかにしていきます)。 当初は7月上旬に、ノースホールの予定でしたが、感染リスクへの対策を考え、このように変更(日程/会場)になりました。特に会場変更についてご提案頂いたロームシアター京都に感謝します。完全に未体験の広さ(写真をご覧ください)なのですが、決心してしまいました。700人収容のホールをソーシャルディスタンス空けまくりにしてお届けする予定です。

なお本公演は「ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム”KIPPU”によって上演をサポートして頂いています。両スペース共に現在は休館している状態ですが、その状況の中でも、いろいろと出来る限りのサポート/対策を考えてくれており、会場の中のヒトのためにも僕は上演をしたいと思っています。 (KIPPUは若手アーティストの発掘と育成を目的に、ロームシアター京都と京都芸術センターが協働して行う創作支援プログラムとなります) あと大事なのは座組情報ですね。 少しずつ各々の出演者/スタッフについても言及していきますが、なんとも頼もしく、かつ私のこれまでとこれからが詰まったかたちと思っています。とても楽しみにしています。 そしてこれは結構真面目に思っているのですが、こういったときに扉を開けておくこと、音という(どこかに行ってしまう)メディアを中心に添えてプレイすること、また人が密集したりしない、様々な意味で「距離」を持つ音の形式(それを実験~とか現代~とかいうかは置いておいて、そういったことを音に関わるものとしてずっと試みてきているつもりです)から、再び集まることを考えること。そういった意識が開催に当たりあります。 こういう状態であろうとこれまで自分がやってきたことは変わりありませんし、この時点を境に極端に世界を以前/以降、また進むのか?/戻るのか?と迫る言説には注意を払わないといけないと思っています。なので私はこのようにある意味で変わりなく「ライブ」をやるつもりでいます(勿論現状できる限りの対策した上で)。またそれとは別でここにきて、改めて「前衛」(英語: advance guard, vanguard、フランス語: avant-garde)の意味についても考えました。僕は僕のやり方/きき方でこれをやろうと思います。 今は来てくださいと表立っては言えないのだろうけれど、広く空けておきますとは言っておきます。 音、よく響くだろうし、音を含む様々な像がそこを通過していくと思います。 私はそれを「アウト、セーフ、フレーム」としました。


とりあえずこの発表にこぎつけるまでが既に色々と大変だったのですが(本当に…)、中身も少しずつ着実に練っていきます。引き続きよろしくお願いします。


中川裕貴




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